一人暮らしでキッチンが狭い中、いろいろな食器水切りを試してみました。
狭いスペースでもしっかり使える水切りを見つけたいと思って、さまざまなタイプを実際に使ってみて、それぞれの良い点と改善点を見つけました。
今回は、その経験をもとに、どの水切りが一番使いやすいかおすすめします。
多機能シンク上作業台水切りラック

私が初めて一人暮らしを始めた際に選んだのは、シンクの上に設置するタイプのラックでした。
このラックはシンクの端にかけて使用することができ、限られたキッチンスペースを非常に効率的に活用できる点が大きな魅力。
それに、このラックは食器を乾燥させるだけでなく、
上部にまな板を置いて追加の作業スペースとして利用することも可能で、その多機能性から非常に実用的だと感じて選びました。
でも、実際に使ってみると、あつかうのがやや複雑だと感じることがありました。
特に、食器洗いをする際には少々手間がかかることが判明しました。
シンクで食器を洗うとき、蛇口と水切りラックが非常に近いため、洗ったばかりの食器に水滴が飛び散ることがしばしばありました。
蛇口を可能な限り遠くに移動してみたものの、それでも水は散ってしまうのが常でした。
また、食器を洗った後に別の場所に一時的に置いて乾燥させる方法も考えましたが、
結局のところスペースの都合上、この水切りラックを継続して使うことにしました。
それでも、効率的な使用方法が見つからず、最終的にはこのタイプの水切りラックの使用を断念しました。
もし今から新たに選ぶとしたら、このタイプは選ばず、
100円ショップで購入できるワイヤーネットをシンクに設置して使うほうがより良い選択だったかもしれません。
水切り棚タイプ

水切り棚タイプは、シンクの上部の空間を非常に効率的に活用することができるため、空間を最大限に利用したいと考えている方には大きなメリットがあります。
たとえシンクの隣に余裕がない狭いキッチンでも、このタイプの水切り棚は設置が容易であり、場所を取らずにスムーズに組み込むことが可能なんです。
さらに、このモデルには小物を収納するポケットやまな板を立てて保管するためのスペースも備えており、
キッチンをすっきりと整理整頓するのに非常に便利です。
これにより、調理スペースが広がって、作業効率も向上します。
一方で、このタイプには水受けトレイがないため、使用後の水がシンク周辺に流れ出しやすく、その結果、常に濡れた状態になりがちです。
これが使い勝手に影響を与える可能性があります。
また、構造上、重たい食器を置くと棚が少し不安定になることがあり、これが少々心配な場合もあるでしょう。
しかし、一人暮らしで日常的に軽い食器を主に使う場合には、あまり気にしなくてもいいと思いますね。
フタ付き水切りカゴ

フタ付きの水切りカゴは、ホコリから食器を守り、
衛生的な環境を保つことができるため、特に清潔を保ちたいキッチンには最適です。
このデザインは、外部からの汚れや虫の侵入を防ぐため、とても有効です。
ただし、フタを閉めておくと、その分、食器が完全に乾くまでの時間が長くなりがちなんですよね。
これは、空気の流れが制限されるために起こります。
また、水がたまるトレイがカゴの直下に設置されているので、このトレイを空にするためにはカゴ全体を取り外さなければなりません。
この作業は特に狭いキッチンでは面倒で、カゴの置き場所を確保するのが一苦労です。
それに、トレイを頻繁に空にする必要があるため、日々の手間が増えることもデメリットの一つです。
そのため、手軽に使える製品を求めている方にとっては、このタイプの水切りカゴはやや不便に感じるかもしれません。
しかし、衛生面を優先する場合には、この小さな手間を惜しまない価値があるかもしれませんよね。
ステンレス製2段ラック

このモデルは、耐久性に優れたステンレス製であり、水周りでの使用に非常に適していると感じています。
この水切りカゴは2段構造となっており、そのコンパクトな設計は場所を取らず、特に狭いキッチンスペースでも簡単にフィットし、日常の使い勝手が向上します。
水を捨てる際の作業も、トレイをスムーズに引き出してそのまま捨てるだけで済むため、
非常に手軽かつシンプルです。この手軽さは、忙しい日常の中で特に役立つ機能の一つです。
現在までにこのモデルで大きなデメリットを感じることはありません。
そのため、十分な置き場所がある場合には、この水切りカゴを特におすすめします。
その優れた使い勝手と機能性から、多くのキッチンでの活躍が期待できるでしょう。
シンプルながらも高機能で、日々のキッチン作業を格段に効率化してくれます。
まとめ
狭いキッチンでの食器水切り選びは、スペースを効率的に活用しながらも機能性を確保することが重要です。
以下は、狭いキッチンに最適な水切りの選び方についてのポイントです。
◆スリム型水切りラック: スリムで縦長のデザインはカウンタースペースをほとんど取りません。狭いスペースでも邪魔にならず、使い勝手が良いです。
◆2段式ラック: 2段式の設計は上部に食器を置き、下部にはカトラリーを収納できるため、限られたスペースを最大限に活用します。
◆フタ付き水切りカゴ: フタが付いていると、ホコリから食器を守ることができます。ただし、フタをすると乾燥時間が延びるため、使い方には注意が必要です。
◆簡単にトレイを取り外せるモデル: 水受けトレイが簡単に取り外せ、掃除もしやすいモデルを選ぶことで、日々のメンテナンスを楽にします。
◆ステンレス製: 水濡れに強く、長持ちするステンレス製はキッチン用品には理想的です。見た目もスタイリッシュで、清潔感が保てます。
これらのポイントを踏まえて、狭いキッチンに合った水切りを選ぶことで、
スペースを有効活用しながら、キッチン作業をより快適に行えるでしょう。